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課題優秀作 アーカイブ

2007年03月01日

2006年度 卒業制作(1/4) 概要

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06年度の卒業制作の各賞受賞作品。
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大原雄寛先生、田中真一郎先生、永江弘之先生、まつむらまきお先生
【概要】
イラストレーションクラスで4年間に学んだ内容を昇華させた作品です。想いを伝える「コミュニケーションアート」を目指し、本年度は53作の力作が揃いました。
全ての作品は07年1月24日~28日に京都市立美術館で催された「第11回成安造形大学卒業制作展」に展示され、特に優秀な作品に対し、「優秀賞」、「奨励賞」、「佳作」が贈られました。 また、これら三賞に加え、本年度よりクラス独自に「イラストレーションクラス賞」も新設しました。それぞれの制作者には卒業式にて表彰され賞が授与されます。
06SOTSUkaijou.jpg
会場風景 (京都市立美術館 本館2F)
『優秀賞』-------------------------------------------------
井上 登紀子 『バースデーカレンダー -365日の特別な日- 』
辻浦 智義  『君に生まれた鳥の鳴く』
原  公香  『365日のはなし』
福島 絵美  『はるこさんの妄想学園物語』
『奨励賞』-------------------------------------------------
澤口 未央  『 散文イラストレーション -ねぼけまなこのせかい- 』
繁田 真見  『 きょうのばんごはんは なぁに? 』
玉置 敬子  『ハルブ』
渡邊 真由  『9ヶ月』
『佳作』---------------------------------------------------
高橋 慶行  『ウサギさん!! アパートメント』
友 ちはる  『かぷかぷわらったよ。 -宮沢賢治と出会う。- 』
古島 由美子 『touch book』
『イラストレーションクラス賞』-----------------------------
小山 智史  『 駄洒落動物大図鑑 』
野瀬 由紀子 『 [mju:z] 』
速水 智世  『 装 -SOU- 』
村井 希代子 『 ハナムシ 』
森田 存   『 輪廻 』
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以下に3本に分け『優秀賞』『奨励賞』『佳作』の三賞受賞作品を掲載しますが、量的に膨大な画像となるため、そのいずれもが制作作品の一部であることをお断りしておきます。
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2006年度 卒業制作(2/4)『優秀賞』

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【06年度卒業制作 優秀賞 受賞作品】(4点:氏名50音順)
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井上 登紀子 『バースデーカレンダー -365日の特別な日- 』-------------
103x72.8 cm 12点
紙、透明水彩、インクジェットプリント
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上: 4月26日=関門海底トンネル開通 / 3月13日=サンドイッチデー
下: 10月9日=世界郵便デ-     / 4月10日=婦人の日
06SOTSUinoue2.jpg
Copyright 2007 (C) INOUE tokiko 禁無断転載
(365点のうち4点掲載、下段は制作全体)
作品解説:
誰が言いだしたのか、1年の365日はそれぞれに「○○の日」と呼ばれています。本作はそれらを365のイラストレーションに描き、12ヶ月分のカレンダーに仕立てています。どのイラストレーションもユーモアとウィットに富み、見ている者を飽きさせません。その発想力には脱帽します。あまりに作品数が多く、すべてを紹介できないのが残念です。
本人コメント:
何も無い日などなく、[毎日が誰かの誕生日]をコンセプトに制作。カレンダーの中で誕生日を迎えている子供たちを見て、今日もどこかで命が生まれているんだなぁと、気持ちが上向いたりしてくれたらいいなと思います。
辻浦 智義 『君に生まれた鳥の鳴く』-----------------------
225x375cm 1点
和紙、鉛筆、色鉛筆、インク、アクリル絵具
06SOTSUtsujiura1.jpg
06SOTSUtsujiura2.jpg
Copyright 2007 (C) TSUJIURA tomoyoshi 禁無断転載(上段:全体、下段:部分拡大)
作品解説:
幅3.75mの1枚ものの和紙に描かれた大型作品です。人物や周囲に配された動植物は、いきいきとしながらも装飾的、文様的な印象をも与えます。いっけんモノトーン作品にも見える抑制のきいた色彩も効果を奏しています。
本人コメント:
特にここを見て欲しいというのはないです。この絵を見て、ここが好きだとか嫌いだとか、それぞれの何かを感じてもらえれば嬉しく思います。
原 公香 『365日のはなし』--------------------------------
24x42cm 12点
カレンダーブック:21.5X15.5cm 32ページ
綿布、綿麻混合布、刺繍糸、ボタン、アクリル絵具、色鉛筆、
06SOTSUhara.jpg
Copyright 2007 (C) HARA kimika 禁無断転載
(12点のうち3点掲載、上段から1月、8月、12月)
作品解説:
布の上に糸で描かれたイラストレーション作品です。思わず手で触れてみたくなる温もりを感じさせます。通常画材では表現し得ない風合いを巧みに使いこなしています。最終作品として、それらを原画としたカレンダーブックに仕立てられています。
本人コメント:
今日が昨日になって、明日が今日になって、小さな一日の繋がりが大きな物語になって行く。一日一日が大切な日。そういう思いで描きました。
布と糸で表現したのは、手触りや温かさが、絵の具で描くよりもリアルに感じられて面白いと思ったからです。
一日一日を大切に思う気持ちや、そこから生まれる温もりを感じていただけると嬉しいです。
福島 絵美 『はるこさんの妄想学園物語』-------------------
30x60cm 8点 30x90cm 2点 103x72.8cm 1点
木パネル、テクスチャージェル、アクリル絵具
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Copyright 2007 (C) FUKUSIMA emi 禁無断転載(11点のうち3点掲載)
作品解説:
学校を舞台にし、[はるこさん]なる少女とその同級生たちが織りなす愉快で不条理な学園スナップです。イラストレーションというよりも、これはもう学園コメディードラマ。いたずらごごろ一杯な反面、ドキッとするような風刺的な10代の想いも感じてしまいます。
本人コメント:
*作品意図
意図は特にありません。楽しんで描いたものが作品になりました。
*アピールポイント
どちらかと言えば可愛くないところです。
*今後の制作方向
仕事をしても制作活動はずっと続けていきたいと思っています。はるこさんシリーズも、もう少し数を増やして、いつか個展ができたらいいなと思います。
*その他
はるこさんは私の子供であり私自身でした。たくさんの人に見てもらえてとても嬉しかったです。どうもありがとうございました。
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2006年度 卒業制作(3/4)『奨励賞』

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【06年度卒業制作 奨励賞 受賞作品】(4点:氏名50音順)
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澤口 未央 『 散文イラストレーション -ねぼけまなこのせかい- 』-----------------
13.5x19.5cm 260点 12.7x14.5cm 59点 21x23.5cm 18点
紙、筆ペン、アクリル絵具、インクジェットプリント
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Copyright 2007 (C) SAWAGUCHI mio 禁無断転載(337枚のうち6点掲載、下段は全体)

作品解説:
合計点数337点。そのどれもが映画の1シーンのような情感と空気感があふれ、映像的な構図と間で語りかけてきます。原画は筆ペンでさらさらと描かれているのですが、制作中の、その瞬間瞬間に作者が世界を観る視点や想いが伝わってくる作品です。

本人コメント:
●世の中にはすてきだと憧れる分野、手法、雰囲気を持つ作品がたくさんあります。しかしそういった作品を生み出すのはそれらの作者自身が生きてきた環境、感性、考えなどのいくつかのカテゴリーがかちあい、混じった結果のあるいみ偶然のうえのもので、その作者“だったから”こそ生まれたものではないのかと考えました。作風や手法にとらわれるのではなく、他の誰かではない自分という人生と感性、個性を、絵を通して理解したかった。自分を肯定的にとらえ、その上でできることを見極めたいと考えました。作品を描く上では“自分自身であること”を意識し、その日の正直な気持ちと思いつきを描いています。作品を通して“澤口未央”という感性に出会ってもらえていたらうれしいです。
●自身のテーマが自分である意味、ここにいる不思議、に係っているようなので絵を通して研究していけたらと考えています。今後は思いつきをいかに早い速度で高いレベルで定着できるようになるか、自分に出来る形を探して行きたいと思います。


繁田 真見 『 きょうのばんごはんは なぁに? 』---------------------------
184x183cm 1点 53X45.5cm 2点 45.5X53cm 1点 38X45.5cm 1点 14X18cm 1点 25.7X18.2cm 1点 29.7X21cm 2点 21X29.7cm 1点 35X27cm 1点 36.4X51.5cm 1点 31.8X41cm 1点 
木パネル、テクスチャージェル、ポスターカラー、ミクストメディア
06SOTSUsigeta1.jpg
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Copyright 2007 (C) SHIGETA mami 禁無断転載(13点のうち2点掲載)

作品解説:
ユーモラスで温かい表現ですが、実は「食」がテーマ。意外とシリアスです。食べる者と食べられる者、それぞれがそれぞれに生きている姿を描いています。13点の作品を並べてみると、ストーリー性や関連性、相関関係が読み取れ、絵本原画のような楽しみ方が出来ます。技術的にも色彩が巧みにコントロールされ、豊かに表現されています。

本人コメント:
いろんな作風でやってきましたが、最終的にこの絵が描けて良かったです。賞までいただけて、うれしい限りです、ありがとうございました。


玉置 敬子 『ハルブ』-------------------------------------------------
アニメーション映像:約10分
Photoshop、Flash、紙、アクリル絵具、アクリルガッシュ、ミクストメディア
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Copyright 2007 (C) TAMAKI keiko 禁無断転載(作品映像のワンシーン)

作品解説:
Flashをつかったアニメーション作品。少年と少女の出合い、謎の女主人が実は・・・。
アニメーション制作には、世界設定・ストーリー・キャラクター・背景・展開構成・モーション・音響効果などなど、数々の難題をクリアしなければ完成しません。本作は、作者単独でそれら全てをこなしながら高い水準の作品になっています。特に手描きの温かみある背景は作品全体のトーンを決定付け、見る者を世界の中に引き込んでいきます。人物のちょっとした表情や仕草に作者の力量を感じます。

本人コメント:
一つの完結させたストーリーアニメを制作したく、卒制で挑戦してみました。絵コンテから制作し、温かみのある背景画を目指し、そして一番はキャラクターの動きにこだわりを持って制作しました。
しかし今回、完璧といえるところまで作品を作り上げることができず苦い思いをしたので、これからもこの作品は作り続け、完成させたいと思います。作品を見てくださった方々、有難うございました。


渡邊 真由 『9ヶ月』------------------------------------------------
230x180cm 1点
キャンバス、シルクスクリーン、アクリル絵具、鉛筆、テクスチャージェル、ミクストメディア
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Copyright 2007 (C) WATANABE mayu 禁無断転載

作品解説:
複雑に画面を構成するエレメントが、時間や空間の拡がりと深さを感じさせます。シルクスクリーンやテクスチャージェルなど物質感としての面の重なりを、作者の継続テーマでもある「粒」が縫い合わせ、作品空間を形成しています。

本人コメント:
そこにあったものが移動しおえるまでにかかる期間は9ヶ月。ありがとうございました。

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2006年度 卒業制作(4/4)『佳作』

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【06年度卒業制作 佳作 受賞作品】(3点:氏名50音順)
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高橋 慶行 『ウサギさん!! アパートメント』---------------------------------

マンガ本:29.7x18.2cm 128ページ
パネル:103x72cm 2点 36.4x25.7cm 4点
紙、インク、オフセット印刷、インクジェットプリント

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Copyright 2007 (C) TANAKASHI yoshiyuki禁無断転載(イメージボード)

作品解説:
この世と霊界の間にあるアパートで繰り広げられるストーリーマンガです。シナリオの組立てとコマ割り構成、視点設計は作者のバランス感覚の秀逸さを見て取れます。

本人コメント:
今後の制作について。続編制作と共に、プロデビュー・雑誌連載に挑戦するため、アシスタントを数年続けるつもりです。週刊少年サンデーで好評連載中、鹿賀ミツル先生の「ギャンブル!」をよろしくお願いします。


友 ちはる 『かぷかぷわらったよ。 -宮沢賢治と出会う。- 』--------------------

18x14cm 5点 25.7X18.2cm 10点 11X11cm 5点 10X10cm 1点
絵本:18.2X18.2cm 22ページ 14.8X11.2cm 18ページ 16X22.3cm 24ページ
紙、アクリル絵具、鉛筆、インク、ボールペン

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Copyright 2007 (C) TOMO chiharu 禁無断転載(3冊より抜粋)

作品解説:
色材を用いた絵本、ペン画による挿画、鉛筆をベースとしたマンガ、3つの手法を用いた3つの宮沢賢治。そのどれもが、細やかに描かれキャラクターの心理状態をも表現しています。特に、アリに感じる懐かしさは、逆に新鮮な印象を与えています。

本人コメント:
「自分の好きな宮沢賢治の作品を好きな描き方で好きなように描きました。」


古島 由美子 『touch book』------------------------------------------------

絵本:19X25.6cm 24ページ 19X25.6cm 24ページ 19X25.6cm 28ページ 
パネル:72.8x103cm 1点
紙、墨、シルクスクリーン、発泡インク、インクジェットプリント、エンボス

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Copyright 2007 (C) FURUSHIMA yumiko 禁無断転載

作品解説:
「本」というメディアは、目で眺めるだけではなく、実際に手に取り鑑賞されます。紙の風合いの触覚、その重さやページを繰る音までも表現の一部である点は、ビジュアルコミュニケーション手段の中でも、別の可能性に富む特異な存在と言えるでしょう。本作は視覚障害者と健常者がともに楽しめる詩歌絵本。ブラインドタッチのための紙の凹凸は、型押しエンボスと発泡インクで制作されています。その繊細な陰影と、うす墨のパターンが美しい作品です。ライトハウスに通いながらの試行錯誤が、手にも目にもやさしいコミュニケーションの可能性を作り上げています。

本人コメント:
目の見えない人も見える人も、一緒に楽しめる絵本を作りたいという想いから出来た本です。目の見えない世界と、目の見える世界。この本が、普段壁がある双方の世界を双方から覗き込める存在になればと思います。


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2007年02月27日

2006後期 3年 銅版画/優秀作品

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黒田さかえ先生の3年 銅版画授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】(シラバスより)
この時代のなかで、何を見て、何を感じているのかを客観的に捉えてみる。
それらを自分の内に取り込み、そして思考する。そして手を動かし自分の表現を模索する。
イラストレーション(銅版画)の授業では各自の視点の発見とその時代を捉える感性を培い、ひとつの表現メディアとしての銅版画表現を通して自己の作品表現の幅を広げる。また自己の表現テーマについても思考する。



【06年度後期優秀作品】(50音順)


須ヶ原 文 さん 『song bird』 -------------------------------------

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Copyright 2007 (C) SUGAHARA aya 禁無断転載

作者コメント:
ソフトグランドは勢いと思い切りが大事だとのアドバイスのもと、思い切って描いてみました。線や模様に変化が付いて、ハードグランドよりものびのび楽しく描けました。

黒田先生コメント:
ソフトグランドを多用し、銅版画特有の面白い線を活かした絵画的な作品に仕上がりました。歌っているうちに目がなくなったのかな?



新岡 良平 君 『視線』 --------------------------------------------


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Copyright 2007 (C) NIIOKA ryohei 禁無断転載

作者コメント:
銅版画は新しく習う表現だったので戸惑いっぱなしでした。
この作品は、単語からイメージした世界を表現して、その単語をタイトルに据える、というような課題だったと思います。
目に映り込む世界を描き起こしました。
参考にした作家はM.C.エッシャーです。

黒田先生コメント:
根気の要る作業を、几帳面にかつ大胆に行って仕上げた個性あふれる作品ですね。ラインエッチング、アクアチント、ソフトグランドすべて上手く習得し自己表現できています。



人見 悠介 君 『ティータイム』--------------------------------------


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Copyright 2007 (C) HITOMI yusuke 禁無断転載

作者コメント:
楽しんでもらえるようにといくつかのキャラを盛り込んで遊び心が出るように心がけました。こだわったところは線の強弱です。自由に作業できたので自分も楽しめました。

黒田先生コメント:
技術、構成力、動きのある画面作りなどとてもすばらしく、魅力ある作品に仕上がったと思います。


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2006後期 3年 マチエール技法/優秀作品

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宝永たかこ先生の3年 マチエール技法描画授業の06年度後期の優秀作品です
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【授業内容】
マチエールの面白さを利用したイラストレーション実習です。
キャンバスや紙とは違う質感を5種類のテクスチャージェルを使用して造り、それぞれの特性を生かしたイラストレーション制作を試みます。

【課題説明】
授業前半でのマチエール試作をふまえて制作。自分の好きな本を選びその表紙の為のイラストレーションを描き、最終的にはブックデザインまで仕上げてもらいました。
他にも良い作品がたくさんあり、選ぶのに苦労しました。


【06年度後期優秀作品】
(50音順)

川瀬 智子さん 『裏庭』 ----------------------------------------
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Copyright 2007 (C) KKAWASE tomoko 禁無断転載

作者コメント:
裏庭で遊ぶ、かつての姉弟の様子を鏡の中に描きました。苦労したところは、鏡のふちのレリーフ(竜と薔薇のデザイン)。竜を描いたことがなかったので資料収集から大変でした。全体的に昔なつかしい雰囲気を意識して制作しました。

宝永先生コメント:
上品な色使いでアングルも面白い作品




藤田 桂子さん 『クラバート』 --------------------------------------------
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Copyright 2007 (C) FUJITA keiko 禁無断転載

作者コメント:
この本はドイツに古くから伝わる、水車小屋を舞台にした物語です。登場人物をそのまんま描くんじゃおもしろくないと思って、主人公クラバートを半分カラスの操り人形に見立てたり、魔法使いの親方を月に見立てたり、自分なりに遊んでみました。わたしがこの本を読んで感じた、奇妙だけど神秘的な色みとか、ちょっと古ぼけた色みを出すのに、マチエールはすごく良い味出してくれて助けてくれました。

宝永先生コメント:
色のセンスも良くキャラクターの完成度も高い作品



箭野 かおり さん 『注文の多い料理店』--------------------------------------
06HOUEIyano.jpg
Copyright 2007 (C) YANO kaori 禁無断転載

作者コメント:
自分が大好きな内容の本なので、描いていてとても楽しかったです。読む度に感じる少しの不気味さや、人間らしさを伝えたいと思いながら描きました。苦労した点は、猫の目を深みのある感じにしようと、何度も描き直したところです。

宝永先生コメント:
個性的なキャラクターが魅力的、構図も面白い作品

2007年02月26日

06後期ー3年生「トリックアート、シュールレアリスムの自由制作課題」

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小川忠彦先生の3年生授業 06年度後期「トリックアート、シュールレアリスム自由制作」の優秀作品です =======================================================================

【授業内容】 基礎表現研究をふまえて独自のイメージをエディトリアルや、広告にどのように表現するかを追求します。

【課題説明】 「人物を入れてトリッキーな世界や超現実的な世界を表現しなさい。」 現実にあり得ないことでもイラストレーションなら表現できる。写真やCGでは表現できない独自の手描きイラストレーションでメッセージを込めて、表現の自由と面白さを体験しよう。 【06年度後期優秀作品】(50音順)

石橋 陽介 君 ----------------------------------------------------------

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Copyright2006 (C) ISHIBASHI yosuke 禁無断転載

作者コメント: テーマは生物と機械、走るモノ同士のハイブリッドです。 超現実を軸にした課題のため、筋肉図や競馬新聞・雑誌を資料にしながら質感に気を配り表現してみました。

 

荻 達魚 君 ----------------------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) OGI tatsuro 禁無断転載 作者コメント: 久しぶりにデッサン的なことが出来て楽しかったです。

 

須ヶ原 文 さん ----------------------------------------------------------

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↓↑この作品は上下を逆にしても成立する「さかさま絵」です。

06OGAWAsugawara2.jpg

Copyright 2006 (C) SUGAWARA aya 禁無断転載

作者コメント: この作品は日常のワンシーンを切り抜いたような、親しみやすいシチュエーションにしてみました。苦労した所は、果物や野菜などをどこまでデフォルメしていいのか、どこまでなら自然に見えるかといった、つじつま合わせの部分ですね。何度も塗り直していたら油彩のような仕上がりになってしまいました(笑)。

 

新岡 良平 君 ----------------------------------------------------------

06OGAWAniioka.jpg

Copyright 2006 (C) NIIOKA ryohei 禁無断転載

作者コメント: コップです。意外と楽に描けました。 ビルのようなでっかいコップを目指したけれど、まだまだ普通のコップの周りにちっこい人がいるように見えてしまう。んだそうです。確かに。残念。

2007年02月23日

2006後期 2年 3DCG「自由制作課題」

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田中真一郎先生の2年3DCG授業の06年度後期の優秀作品です。 =======================================================================

【授業内容】 「3DCGの基礎」をテーマとした2年生の授業です。 この授業では、単に3DCGの基礎を習得を目的とするのではなく、静止画制作をすすめる中で「カタチの組成」や「光の所作」「材質感の所以」「フレーミング」などについて考え、理解を深めていきます。 カタチや光について知ることは「見ること」の理解となり、ハンドドローイングへの応用へもつながります。いわゆる「デッサン力」を身につけるためには、ただやみくもに描くだけでなく、こうした別の角度から世界を見つめることも、その修得に非常に有効です。

【課題説明】 ここにあげた作品は、6回の授業中で、まったくゼロから習熟した3DCGソフト(Shade)を使い自由なテーマで制作した作品です。それぞれに創意を凝らし、手描きでは修得に時間を要するフォトリアルな作品にトライしています。カタチの要素を巧みに組み立てながら場面構成し、光を上手くコントロールしています。

【06年度前期優秀作品】(50音順)

磯田 悠也 君------------------------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) ISODA yuya 禁無断転載

作者コメント= 黒電話の形が格好よかったので、よりかっこよく仕上げようと心がけました。苦労したところは受話器のコードです。シックな感じに見えてもらえたら嬉しいです。

 

竹村 祥平 君------------------------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) TAKEMURA shouhei 禁無断転載

作者コメント= 制作するうえで一番気を使ったところは、違和感の無い雰囲気作りです。畳の質感、壺や大皿の存在感、光の差し方など、違和感無く自然な感じになったと思います。 苦労したところは、画面に映っていないところも作りこんだので、思った以上に時間がかかってしまったことです。

 

長尾 和貴子 さん--------------------------------------------------------- 063DCGnagao.jpg Copyright

2006 (C) NAGAO kiwako 禁無断転載

作者コメント= 一番苦労したのは入れ物の鳥の飾りの尾羽の曲がりぐあいと入れ物の光具合です。あとは、入れ物だけではチャチになるのでいろいろ舞台を作って、そこもメインが浮かないよう色々マッピングをして色を調整にしたところです。 入れ物のなかの透明の玉に写りこみなどをみてくださるば…

 

中川 恵 さん ------------------------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) NAKAGAWA megumi 禁無断転載

作者コメント= 美しい女性らしさを表現した作品にしたく、綺麗な曲線を描いた帽子のフォルムに力を入れました。光の表現によってまた、神秘的なイメージにしました。

 

野原 彩 さん ------------------------------------------------------------

063DCGnohara.jpg

Copyright 2006 (C) NOHARA aya 禁無断転載

作者コメント= これは星の形になっているランプで「こういうのが部屋にあったら素敵だなぁ」という考えから出来た作品です。三角錐を組み合わせて作っているのですが、なかなか思った形にならず苦労しました。ガラスの質感が出るよう表面をいじったり、色はどのように配置すればきれいに見えるかを考え色々工夫しながら作りました。

 

平原 克志 君 -----------------------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) HIRAHARA katsushi 禁無断転載

作者コメント= 画面構成やカメラのアングルにこだわった 文字を傘に透過させた部分は、質感共にうまくいったと思う。

2007年02月06日

2006後期 2年 空間+人物描写「最終課題」 /田中先生

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田中真一郎先生の2年「空間描写+人物描写」授業の06年度後期の優秀作品です。
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【授業内容】
「人物のいる、光と奥行きがある空間」を表現するために、予備作品を試作したあと、それらの技法を使ったイラストレーション作品を制作します。毎回前半で人体クロッキーを、後半で空間表現を制作します。
空間表現としては、「線遠近法(透視図法)」と「色彩遠近法(空気遠近法)」を学びます。 また、「点光源」や「太陽光」などの「光線と投影の関係」や、構図の取り方による空間感の違い、等を学ぶなかで、「空気感の表現」が出来るようになっていきます。
人体表現の基礎として、ヌードクロッキー6週を含み、身体のカタチを「関節」と「腱」を中心に、美術解剖学的な視点で構造物として、面やマスを把握する訓練を行ない、理解を深めていきます。

【課題説明】
透視図法などの線遠近法や色彩遠近法を用い、奥行感のある空間をB1サイズ(1030mmX728mm)に表現。
また、作品には人物をヒューマンスケールを考慮しながら、3人以上登場させること。シーン設定などは自由に発想すること。

【06年度後期優秀作品】

【佳作】

四方 瑠美 さん 『奇跡のうた』--------------------------------------------

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Copyright 2006 (C) SHIKATA rumi 禁無断転載

田中先生コメント:
影と色の明快さのためか、陽光の気持ちよさまでをも感じさせてくれる作品です。

本人コメント:
空間と人物という課題だったので一番分かりやすい一点透視にしました。
苦労した点は全部です。でもこの課題をやり遂げてよかったと思いました。だから見所も全部です。

【佳作】

廣瀬 達郎 君 ----------------------------------------------------------

(春休み中で、本人の掲載承諾がまだ取れないので画像は後日アップします)

田中先生コメント:
月夜の運河で、少年がドラゴンに読み聞かせをしているシーン。ファンタジーのワンシーンののような作品です。
壁にかかるネプチューン(?)の看板、ドラゴンがクスクスと笑う体の動きで運河に拡がるさざ波、ドラゴンのやさしい表情、時計台の上に浮かぶおぼろ月。
光源とモノとの関係を的確に表現しています。

【優秀作】

中谷 友香 さん 『在り続けるモノ』----------------------------------------

06Tanakanakatani.Jpg-1

Copyright 2006 (C) NAKATANI yuka 禁無断転載

田中先生コメント:
今年は夜景の作品が多かったのですが、この作品は提灯と魚の二種の光源をうまくコントロールし、ボォーッと浮かび上がっている街や鳥居が、逆に闇の暗さを表現しています。
3点透視による空間の高さ表現も成功しています。

本人コメント:
廃れてしまったこの世界で、今はもう亡くして忘れ去ってしまったけれど、
幻のような貴方なのだから今も何処かに居るのでしょうね。

【優秀作】

三森 久美子 さん 『宵の箱庭』--------------------------------------------

06Tanakamimori.Jpg

Copyright 2006 (C) MIMORI kumiko 禁無断転載

田中先生コメント:
これも夜景。月明かりの表現が場の空気感にまで昇華されています。
人物2人、各々の姿勢や表情が効を奏し、彼らの心情が伝わって来る表現となりました。それらが緊張感を生み、ストーリー性を感じさせる作品となりました。

本人コメント:
光源がはっきりせず、影を描くのに苦労しました。
闇の中の緑の光によって妖しさの表現を目指しました。

【最優秀作】

西野 麻里 さん 『カテゴライズ』-------------------------------------------

06Tanakanishino.Jpg

Copyright 2006 (C) NISHINO mari 禁無断転載

田中先生コメント:
難しい3点透視図法(正確にはやや縦パノラマ)に挑戦し、見事に描き上げた力作です。
磨き込まれた床の映り込みが気持ちよく、高い天井に靴音が反響していそうです。よく目を凝らすと、右の棚には鳥や昆虫の標本が陳列され、天井からは何やら大型動物の骨格標本が吊り下がっています。このあたりの細部へのこだわりが、見ていてワクワクしてきます。もうここまで来たら、奥や左の壁にも標本を展示して欲しかった。加筆待ってますょ。

本人コメント:
構図を工夫して、描きたいものをすべて詰め込むことがてきました。
四角を沢山描くのがとてもしんどかったです。

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